画像のサイズ変更
画像のサイズを変更する
ここでは、「ペイント」を使って画像の縮小・拡大をする方法を紹介します。
ここに一枚の写真があります。
この画像のサイズ(ここでは縦・横の大きさのこと)を確認してみます。
画像が保管されているフォルダを開いて目的の画像の上にマウスを当てます。
すると、「大きさ:3264×2448」と表示されます。
これは、「横幅3264ピクセル×高さ2448ピクセル」ということです。
ペイントで画像の縮小
この大きなサイズの画像をペイントで開くと、こんなふうに表示されます。
どうやら景色のようですが、私のパソコンのペイント画面では
画像が大きすぎて全体の一部しか見ることができません。
3264×2448(ピクセル)=7,990,272=約800万画素ですので
撮影したときのままの画像サイズで保管されています。
紙にプリントするならともかく、パソコンで見るだけの画像なら
こんなに大きなサイズは必要ありませんし、パソコンに負荷をかけますので
「ペイント」を使って、画像を縮小して保存したいと思います。
下図のとおり、「変形」をクリックして、「サイズ変更/傾斜(S)」をクリック
すると、下図のような「サイズ変更と傾斜」という作業画面が立ち上がります。
「サイズ変更」と「傾き」の2項目がありますが、ここで使うのは、「サイズ変更」です。
水平方向(H)と垂直方向(V)のそれぞれの欄に
何%縮小するのか、または、拡大するのか、その数値を入力します。
画像を呼び出した状態では、それぞれ「100%」と表示されています。
この「100%」の数値を変更して画像を縮小させます。
ここでは、20%のサイズに縮小してみます。
水平方向(H)と垂直方向(V)のそれぞれの欄に「20」と入力して「O.K]
20%に縮小すると、下図のように
スクロールしなくても画像全体を見ることができるようになりました。
ペイントで画像の拡大
写真画像などのサイズを拡大すると、
画像自体は大きくなりますが、目が粗くなってぼやけた感じの画像になります。
あまり画像そのものを拡大するメリットはないと思われますが、
参考のために、拡大する方法を紹介しておきます。
ここでは、文字が書かれた画像で説明します。
下図の画像は、横幅359×高さ269ピクセルです。
「変形」をクリックして、「サイズ変更/傾斜(S)」をクリック
これを、約1.5倍(150%)に拡大してみます。
下図のように横幅538×高さ403ピクセルとなります。
画像を拡大したことで、
「猿沢池の七不思議」の文字がはっきり読めるようになりました。
約1.5倍拡大したことで、文字が読み取れるようにはなりましたが
これ以上どんどん拡大していっても、
今度は逆に、ひとつひとつの文字が不鮮明になってきます。
こういうことを避けるためにも
あとで大きくしてみたいと思う画像は
撮影時から大きなサイズに設定しておく必要があります。