解像度・ピクセル・インチ
解像度とピクセルとインチの関係
画像をプリントする場合
解像度とピクセルとインチの関係を理解していないと
なかなか思ったとおりのサイズで印刷することができません。
わかったようでなかなか理解できていないのが、この三つの関係です。
インチやcmという長さの単位は、誰にでも認識された実体の長さがありますが
ピクセルというのは画素とも呼ばれ、点のことですから
点の数は一概にどのくらいの長さと言いあらわすことはできません。
解像度は1インチあたりのドット数です。
dpi(dot per inch ドット/インチ)で表します。
500ピクセルといったら、点の数が500個あるということですから
「500ピクセルは何インチですか?」と聞かれても
解像度がわからないと、答えようがない、ということです。
解像度がわかれば何インチか、そして何センチかもわかります。
例えば解像度が200dpiだとしたら、
「ペイントキャンバスのサイズ」の「解像度と単位」から
1インチ=約2.54cm ということはわかっていますから
500(ピクセル)/200(dpi)=2.5インチ=6.35cmとなります。
また、例えば解像度が96dpiだとしたら、
500(ピクセル)/96(dpi)=約5.21インチ=約13.23cmとなります。
解像度が異なると、同じピクセル数の画像でも
仕上がりのプリントサイズが全く異なるということです。
私は解像度を理解するまでは、
プリントするたびに異なったサイズになって出力されるので
その原因がわからず大変苦労しました。
「解像度とピクセルとインチ」この三つの関係は、
ペイントの「キャンバスの色とサイズ」作業画面を使えば簡単に理解できます。
「ペイントキャンバスのサイズ」の「解像度と単位」のところで
実際の作業画面で詳しく説明しています。
是非、ご自分がパソコンに保存してある画像などを使って
実際に、ペイントの「キャンバスの色とサイズ」作業画面を使って
何度も練習・確認してみてください。