解 像 度
解像度は印刷サイズを決定する
※ペイントで印刷する場合の解像度については、
「ペイントキャンバスのサイズ」の「解像度と単位」もお読みください。
解像度って何?
最初は、「解像度とは何ぞや?」と思いますが、
何度も写真をプリントしたり、スキャナにかけたりしているうちに
パソコンから画像を取り出して「実体のあるもの」とするときに
非常に重要な役割を果たすものだということが、だんだんわかってきました。
画像の密度を表す数値といってもいいと思います。
パソコン上で画像を操作する限りにおいては、
モニタなどの設定によって表示サイズが変わるので
実寸はあってないようなもので、解像度はあまり関係がありません。
紙にプリントする場合は、「解像度」を理解していないと不便です。
この解像度の数値によって、画像サイズ(ピクセル寸法)が決まるので
画像サイズを決定づける密度を表すもの、と言ったらいいでしょうか。
密度、つまり解像度が大きいほどきれいな画質になるということです。
解像度の単位と数値
解像度の単位は「dpi(dot per inch)」で表します。
ペイントの「キャンバスの色とサイズ」では、「ドット/インチ」と表記されています。
ペイントで加工編集された画像は、
たいてい「解像度 96×96ドット/インチ」となっていると思います。
96dpi(ドット/インチ)というのは
1インチあたり、96ドットの点を印刷することができる、ということです。
dpiの数値が大きいほど、精緻な細かい描写が可能だということです。
きれいな写真を印刷するには、
一般的には、200~300dpiくらいの解像度が必要だと言われています。
ペイントは96dpiしかないので、写真印刷には向かないといわれるかもしれませんが
それでも私は毎年年賀状の印刷に利用しています。
あまり精巧に印刷された画像より、むしろ手づくり感があって温かみが感じられます。
※「解像度・ピクセル・インチ」もお読みください。